日本企業の凋落を予見していた

   「世界の趨勢、著作権(コピーライト)の重要性をあらたに」

〜今からの日本は、特許だけではだめだ。同じ技術で20年も通用する時代ではなくなる。

時代はハードからソフトへ移行している。そのソフトやプログラムを保護するのが著作権でありその普及が今の日本に必要とされている〜20数年前の豊沢豊雄先生の言葉です。

(現状)

企業の総資産ランキング  平成元年  10位以内 7社を日本企業が独占

             平成30年 10位以内 日本企業 0

                   (50位以内にトヨタ一社のみ)

平成30年(現在)のトップ企業は、 

1位「アップル」2位「アマゾン」3位「アルファベット」4位「マイクロソフト」・・・・

昔は「特許を制する者が世界を制す」今は「著作権を制する者が世界を制している」

豊澤先生の言葉は、まさに現在の日本企業の凋落を予見していました。

先生から「お前が政治家になって日本を変えなさい」と言われ2001年私は何もわからないまま参議院選挙に出馬。私の力不足で政治家にはなれませんでした。今思うと先生はあらゆる手段で日本を変えようとされていました。先生が戦後「発明立国」を唱えて衆議院議員になったまさにその志と同じように。

最近、アメリカのある大学より日本の国立大学の助教授を通じ、豊澤先生の著書に関する問い合わせがありました。(実際に数名でお会いして、現在打ち合わせを行っています。今はまだ詳細は言えませんが)あらためて、先生の「知的財産(チエ)立国」思想は益々世界に広がり多くの方々を勇気づけているのだと実感する出来事です。

豊澤先生の魂は確かに今も生き続けています。しかも世界でも。

「日本という国を今一度、洗濯致し候」・・・今一度、世界から日本を見てみましょう。